iPhone商標問題。そういえばVistaって。
アップルが発表したiPhoneに対して、シスコが商標権の侵害を訴えたのだそうだ。ネット上でニュースサイトなんかを巡回していると、最近よくこの話題を目にする。
それによると、シスコの「iPhone」は2000年から使っているVoIP端末の登録商標なんだとか。それを数年前からアップルが商標取得したいと希望して両者間で話し合いがされていたのが、結局話し合いがまとまることなくアップルが商品の発表に踏み切ってしまったらしい。
この話について勤め先の社内掲示板に話題が上がっていたのを見た。
自分自身の知識が不足しており、そもそも以下の話が日本国内の話なのかアメリカの話なのか、そのままアップルとシスコの間の話に当てはまるのかはわからないが・・・。
曰く、他者の権利を無断で使うことはできないという基本がある。ただ、商標権は特許権、意匠権等と違って、公知という考え方が無い。公知になれば誰でも利用することができる特許権、意匠権等とは違い、商標権はその権利を取った人が使えるという違いがある。
公知と言う考え方が無いというのは、例えばAという人が使い始めた名称をBという人が見て、Bがその名前の商標権を取ってしまうと、以前から使っていたとしてもAはその名称を使えないということになる。
自分自身は、この公知という考え方が商標権でもそのまま当てはまるものというイメージがあったので、この話を見て少々驚いた。まぁ自分の無知さ加減が知れるというものだ。
この話が本当で間違いが無いとすると、アップルはシスコに勝ち目は無いように見えるけど、アップルはどういうつもりなのか・・・。
この話をふらふらと調べながら見ていたら、Windows Vistaも同じような話があったような気がして、更にネット上を検索してみた。
こちらは2005年夏の話である。コードネーム"Longhorn"という開発中のOSを、正式に"Windows Vista"にするとマイクロソフトが発表したときに、当時(今はどうか知らないが)マイクロソフト本社の近くにあったVistaという名前の会社が商標権の侵害で訴える可能性があるとしてニュースになっていた。
だがネット上を見ていてもこの件がその後どうなったのかがわからない。その後Vista社が問題無いと判断したのか、はたまた話し合いで解決したのか。今も普通に"Windows Vista"という名前は使われていて、もうそろそろ日本国内でも発売だ。
どうするかな・・・なによりFF11のVista対応が遅れるっぽい。しばらく自分はVistaに乗り換える予定は無いのだが、まぁそれは今日の本題とは関係の無い話。
そういえば、自分が愛用している秀丸メールでも同じような話があったことも思い出した。以前は別の名前で公開されていたのが、その名前が他社の商標権を侵害していたのだそうだ。それで今の名前に変更されている。
案外とこの手の話はごろごろしているものだと再認識した次第。
今のところ自分の仕事に商標権という言葉が登場する気配は無いが、時が時だ。いつ必要になるかわからんね。


最近のコメント